先日とある場所に伺って、書家さんに会ってきました。
この書家さん、美術名鑑にも掲載されているすごい方なのですが、この日で三回目。
もともとは書家さんが所属している事務所で、絵を買っていたのですが、営業さんが書家さんを紹介してくれました。
一番最初はノリノリで書家さんが持っている色紙に、家族の名前を書いてくれました。
絵と名前以外の書まで。事務所の方に
「もう作品じゃん」
と言われました。
「買うならいくらくらい?」
と聞いたら、紙が普通の色紙なので単純に比べられないけれど
「13万くらい?」
とのこと。・・・怖い。
この書家さん、とてもすごい人で色々なすごいお仕事をしているのですが、いや。作品もやっぱりすごい。
前回も今回も目の前で書を書いていただいたのですが、今回は黒い紙にシルバーの龍を書いてもらいました。
シルバーの龍が伸び伸びと天に昇っていく。というのを書いてもらったのですが、書いてもらった書の正面に立つと所から感じられるエネルギーで鳥肌が。
【言霊】文字は力を持っている?
文字は力を持っています。書家とは文字の持つエネルギーを、召喚できる人なのかな?と思いました。
書家さんが書くときに
「おりてきた」
と服を着替えていました。
・・・書って「書いてあるものを選んで買う」と言うイメージだったのですが、この書家さん、毎回目の前で書いてくれます。
すごいパワー。
書いている瞬間の書家さんは、サ○ア人のようにオーラがすごいんですよね。
先日書いていただいたものは、文字なのに龍の顔と腕が確認できました。
「龍の横顔みたい」
と話をしていたら、書家さんが
「なかなか出てこないけれど、成龍が出たね」
と成龍の条件を話してくれました。
すごいパワーを秘めていて、目の前に立つと鳥肌が立つぐらい。
文字がもともと「絵」で、文字自体がパワーを持っている。
というのを感じる作品になりました。
高名な書家さんの作品を見ていると
書家さんって、「文字の持つ力や息遣いを紙に写す人たち」なんだろうなと感じます。
文字って本当に奥深い。
黒い紙にシルバーの成龍、鱗のような白銀のラメ、金や朱の光をまとったとてもきれいな力強い龍になりました。
黒と金の額縁を書家さんとセレクト。出来上がりが楽しみです