天使にとってなぜ堕天は恐ろしい罰なのか?堕天した天使の今

前世占い師の立花です。今日は天使に聞いた堕天のお話。天使にとっての大罪はもちろん恐ろしい罰と認識されています。

天使にとっての罪とは何なのか

天使の罪から見ていきましょう。

天使の罪はただ一つ。

「神に逆らうこと・神の派遣元である【いと高き者ども】に逆らうこと」

それが天使たちの罪です。逆に言えば、だれを裏切ろうとそれが

「神やいと高き者どもの意思」

ならば罪にならないのです。裏切ろうと、殺そうと。

天使の罪は「自我を持つこと」とも言えます。

彼らは神や高き者どもの忠実なる奴隷。人間は天使を善いものだと思っているようですが、それは間違いです。

彼らの善悪は「人間の為」の物ではなく、神たちのための物なのですから。

神がどれだけ自分勝手な理由で人間を殺したか。聖書を読むだけでも明らかですよね。

特に旧約聖書。

・・・え?天使嫌いなのか?って?嫌いですよ。いろいろありましたからね。

天使にとって一番恐ろしい罰は堕天

言わずと知れた天からの追放。堕天が天使にとっては最高の罰です。

天使は光から生まれ、神の光に依存して存在するもの。

なので堕天し闇に堕ちると力を奪われることになります。

まあ実際には逃げ道はあるんですけどね。彼ら天使には

「光を失えば存在そのものが変質する」

と伝えられています。とあるそれなりに偉い天使(転生後)が言っていました。

「私たちは堕天は最も恐ろしい罰だと思ってる。そんなことになったら・・・想像したくない」

と。まあそういう風に造られているからね。

堕天した天使たちの今

堕天使たちはそれなりに頑張って生きています。僕に最もかかわりの深い有名な堕天使は、コキュートスで氷漬けになっているそうですが、全然普通にうろうろしています。

別に罰なんて受けていないし、なんかみんな自由に生きています。生きやすくはないけれど、とりあえず自分で生き方を選ぶことはできる。

この世界にも堕天使たちは転生して来ている存在も多いですし、自分で自分の人生(?)を選んで謳歌しています。

堕天使たちには狂った存在もいますが、気のいい奴も多い。それは人間だって同じです。

奴隷に喜怒哀楽も人格も個性もいらぬ

すべてを何かに捧げて生きているものは、自由を恐れます。

それは「未知なるもの」だから。

天使の堕天への恐怖は魂に絡みついた呪いです。

神やいと高き者どもの奴隷である天使たちに、自由を与えて使い勝手が悪くなるのは非常に具合が悪い。

喜怒哀楽もいらない。命令を実行する忠実な物体であればいい。そこに人格など必要ない。

というのが天使。・・・可哀想?それは魂が呪われていない者の言い草。

彼らはその状況を不思議とも思わないし、呪われていることを光栄に思うように作られています。

人格を持ち己の生を己で決める堕天使と奴隷である天使

どちらが良いか。私の中では答えが出ていますが、それは私が自由を知り呪いがない魂だから。

そしていと高き者どものすり込みも受けていないから。

自由は混沌を生み、秩序は崩壊する。

あなたは混沌の世界で何を選びますか?

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